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スミ利のブログ

滋賀で文具店を営む藤井のブログ。文具のこと、仕事のこと、趣味のこと・・・色々と書いてます。

#3776マーブルエボナイト万年筆入荷!

#3776マーブルエボナイト・ジュピター スミ利文具店 マーブルエボナイト・ジュピター スミ利文具店
プラチナ萬年筆さんの新製品、#3776マーブルエボナイト「ジュピター」が入荷しました!

これは、その名の通り、マーブル模様のエボナイト樹脂を削り出して作られた万年筆で、その模様があたかも木星(ジュピター)の表面の様に見えます。 胴軸だけでなく、首軸(カバー)や天冠まですべてマーブルエボナイトの削り出しです。 お値段は1本定価¥52,500(税込)で、ペン先は細字、中字、太字の3種類です。

因みにペン先、ペン芯は#3776センチュリー・シリーズと共通の新設計のものが採用されていますが、ボディの基本形状は旧#3776のシルエットをモチーフとしており、キャップにはセンチュリーの様なバネ仕掛けのスリップシール機構はございませんのでご了承ください。

マーブルエボナイトというのは通常の黒いエボナイトにベンガラなどで色を加えて作られたもの。黒と茶色のマーブル模様になっています。 世界最古の樹脂と言われるエボナイトは熱を伝えにくいことからかつては殆どの万年筆の材料として使われていました。独特の手触りと重量感から、今もマニアの間で人気の素材です。

初回入荷分は少ないですが、是非ご検討くださいね! ペン種等お気軽にお問合せ下さい。

※こちらの商品は「エボ焼け」を防止する為、在庫がある場合でも店頭展示は一切行っておりません。店頭でご覧になりたい方はお気軽にお申し付けくださいね! 尚、品薄の為、売り切れやメーカー欠品となる場合もございます。また担当者不在の場合は、ご覧いただけない場合もございますので、事前にご連絡いただければ幸いです。

#3776マーブルエボナイト万年筆(ジュピター)のページ
  1. 2013/05/31(金) 13:01:21|
  2. 文具
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  4. | コメント:2

コメント

シニア層向けのようですが・・・

 エボナイトとベンガラによるマーブル模様という素材使いは始めて見ました。これ、以前あった製品の復刻ということですが、私のような“若い(!!)”世代にとりましては、けっこう新鮮に映ります。

 ただ、「センチュリー」シリーズが備えるプラチナ萬年筆(株)自慢のスリップシール機構を、これにもつけて欲しかったです。経験豊富で目が肥えたじいさんばあさん達、もとい、シニアユーザーの支持を得るには、懐古主義だけでは難しいと思われます。

 それに、
“シニア向けの製品は、すべての世代にも使いやすい”
少し前に放送されていた報道番組で、シニア層を対象にした製品を集めた見本市を取材したレポーターが、こう語っていました。まさにその通りではないでしょうか。

 メーカー各社は、上に挙げたことも意識し、今後の製品開発を進めていただきたいものです。
  1. 2013/05/31(金) 23:42:56 |
  2. URL |
  3. フラワーショップふじよし #2XI39Vu2
  4. [ 編集]

>フラワーショップふじよし様

コメントいただき有難うございます!

マーブルエボナイトの万年筆は最近珍しいので、多くの方が初めてではないでしょうか? 実は2009年にもセーラー万年筆さんからマーブルエボナイトの万年筆(6万円)が出されましたが、あちらは木目風の仕上げになっていました。今回のプラチナさんのはその名の通り「ジュピター」木星の表面の様ですね。

正直なところ、エボナイト樹脂はシニア世代も含めて、「馴染みの無い素材」になっていると思います。 この製品に関心を示される世代もシニア層ばかりでなく、20代、30代のお客様も発売前からお問合せいただいています。 フラワーショップふじよし様も「新鮮に映る」とおっしゃっていただいている様に、単なる「昔を懐かしんで」という訳では無い様ですね。 

センチュリーのスリップシール機構が搭載されていない点が残念ではありますが、実はこれも何とも微妙なものでして、万年筆が趣味の筆記具になっている昨今では、必ずしも使いやすいもの、便利なものが売れる、評価されるとは限らないのです。 勿論、センチュリーの大ヒットを見れば一定の評価を得ているのは確実です。初めての方や不慣れな方にはインクのドライアップを予防できるスリップシール機構は魅力です。 

しかし、元々万年筆を使っておられたお客様にとって、センチュリーの最大の魅力はどうもキャップ(スリップシール機構)では無く、新しいペン先やペン芯の書き味にあった様です。 

更に、マニアや愛好家の中には、誰でも扱えるもの、簡単に手に入るものに興味を示されない方もおられます。 マニュアルカメラや銀塩カメラ、機械式時計、オープンカー、バイク・・・これらはどちらかと言えば、扱いにくさや不便さに価値がある、むしろ楽しんでしまおう!と考える製品ではないでしょうか。扱いにくいものを使いこなす楽しさや誇らしさ、満足感ですね。 万年筆もこうした製品と通じる部分が少なからずあると思います。 

ここ数年の万年筆人気を振り返ると、インク供給や定期的なメンテナンス、使い方・・・色々と面倒や不便さがあるからこそ改めて万年筆が評価されたのではないかと思います。 誰にでも手軽に使えないからこそ、使ってみたくなる・・・そんな要素が大切な気がします。インクの補給やメンテナンスもペットや観葉植物を世話する感覚に似ているのではないでしょうか?

世の中なんでも便利で簡単になってきましたが、万年筆くらいはこれからも一手間かかる、世話の焼ける存在であって欲しいと思うのは私だけでしょうか?(笑)

勿論、筆記具、万年筆の世界でも時代時代に考えられる最高の品質、性能を追求した製品もありますが、そうした路線から外れた存在、今回の#3776マーブルエボナイト万年筆の様な存在も必要なのではないでしょうか?

まあ、スリップシール機構の有無については、構造上の問題やコスト上の問題、デザイン上の問題など色々あるのでは!?とも思います。 個人的にはフラワーショップふじよし様がおっしゃる通り、より多くの人にとって使いやすい、超マニアックな万年筆、というのも期待したいものです(笑)。 ユニバーサルデザイン的な考えを導入すると、各社ともに先ずはカートリッジの全面改良が必要になりますよね。もっと軽い力で安全、確実に装着できないと。
  1. 2013/06/03(月) 11:07:27 |
  2. URL |
  3. スミ利文具店 藤井 #eMwruaJU
  4. [ 編集]

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