スミ利文具店パイロット色彩雫のページ
意外だったのは有る程度時間が経てば売れる色、売れない色が出てくるだろう・・・との予測が少し外れて、どれもそれなりにファンをつかんでいること。これは嬉しいことですね。 今回の新色もそうですが、数年前までは考えられなかった様な鮮やかな色や個性的な色のインキが普通に売れるようになってきました。実のところ、スミ利では従来売れ筋だった普通の黒やブルーブラックと言った色が逆に売れなくなってきた気がします(汗)。
手紙や葉書などに書く場合も、黒やブルーに限らず、個性や季節、気分に応じて色を使い分けることが一般的になってきたのかも知れません。ちょっと前ならば、黒やブルーブラック以外のインキで書くのをためらったと思うのですが、最近はそんな風には思いませんよね(笑)。 昨今、手書きの良さに改めて気がついた方々も多いはず、そんな方々が楽しみながら、個性を活かしながら手書きを楽しんでおられるのも、カラフルなインキが定着してきた一因かも知れません。
さて、そんな中、「できる大人の 一筆添える 技術」という本をご紹介したいと思います。実は著者のむらかみかずこさんにスミ利でお買い物をしていただいたのがご縁でこの本の存在を知りました。 タイトルは凄い感じですが(笑)、そんな小難しいことは書かれていませんのでご安心下さい(笑)。 仕事でもプライベートでも、パソコンやワープロ文字が一般的になっていると思いますが、そんな時こそ手書きで一筆添えてみませんか?的な内容でやさしく書かれています(ザックリした説明でスミマセン・汗)

ですので、今現在すでに手紙や葉書、仕事上のちょっとした送り状、メモ、伝言などで手書きを楽しまれている方、一筆添えるのが習慣になっている方々には、あえて読む必要は無いかも知れませんが、手書きの良さは分かっていても具体的にどんな風に何を書けば良いのか分からない、という方や周りにお手本になる人がいない、と言う方にはちょっとお薦めです。 誰かから自分宛に一筆いただいたり、上司、先輩、同僚、後輩、友人などでお手本になる人がいないと、なかなかとっつきにくいものです。この本はそんなに堅苦しいことが書かれているのではなく、「他人が実践している一筆添える技術」を覗き見(笑)できる!という風に考えていただければ(笑)。 ですから、必ずしもこの本の通りにする必要も無いですし、要は自分のスタイルにあった無理の無い手書きを実践すれば良い訳です。色々な一筆添える例、が紹介されていますが、どれも手軽なものばかりですので、ご興味の有る方は勿論、「はじめて万年筆を買って気に入っているけどあまり出番が無い・・・何か良い使い道が欲しい」(笑)と言う方は是非一度手に取られてはいかがでしょうか?