29日まではネット掲載NGよ!と随分前から口止めされていましたが、セーラーさんのHPにもアップされたのでもういいかと(笑)。どうもセールスさんが情報解禁の日付を間違えてたのかな?
という訳で、セーラーさんから新しく定価¥10,000(+消費税)の万年筆「プロムナード」が新発売となります。 詳しくはセーラーさんのプレスリリース(PDFファイル)をご覧ください。
セーラー プロムナード万年筆ペン先は14金製でブラックにはF、FM、Mの3種類のペン種が、シャイニングレッド、シャイニングブルーにはFM(中細)のみのラインアップとなります。 因みに、12,000のプロフィットやプロギアスリムの14金ペン先には24金(純金)メッキが施されていますが、このプロムナードの14金ペン先はメッキ無しとなります。コストダウンの一環ではありますが、基本的な性能は同じですし、黄色みの薄い14金本来のあっさりした色合いもスマートな感じがして良いと思います。
ボディはなんとなく某P社のアレに似てなくもないですが・・・と言うか似てますが、これはもう、どこのメーカーも同じ様なことなのでとやかく言うのは無しにしましょう(笑)、万年筆らしい風格のあるデザインで飽きのこないものになっています。セーラーさんのプレスリリースの写真では非常に分かりにくいですが、実はクリップに錨マークと網目模様!?が施されていて、これがなかなかカッコいいのです。また、レッドとブルーに関しては、シャイニング~とつくだけあって、上品なラメ仕上げになっており普通とはちょっと違う光沢感を味わえます。有り勝ちなルックスですが、その中で細部のデザインなど、なかなか頑張っているではありませんか!
で、セーラーさんのプレスリリースでは色々と市場調査的なややこしいことが書かれていますが、私が個人的に思うところを申し上げると、これはもう完全にプラチナさんの#3776センチュリーやパイロットさんのカスタム74或いはヘリテイジ91あたりの1万円商品を意識したものですね(笑)。 セーラーさんは数年前に金価格の高騰を受けてやむなく定価¥10,000の万年筆を¥12,000に値上げされましたが、予想に反してプラチナさんもパイロットさんも値上げについてこなかった過去があります。
恐らくですが、営業サイドから「12,000円じゃ価格的にライバルと戦えない!」「セーラーも¥10,000の商品を出せ!」とプッシュがあったんでしょ(笑)。 まあ、こんな感じの邪推は置いといて、このプロムナード万年筆、実用的にもなかなか魅力のある万年筆となっております。初めての1本にも最適ですし、老若男女問わずお持ちいただける製品ではないかと思います。
プロムナード万年筆ですが、12月6日(金)発売予定となっております。初回生産は各ペン先200本ずつとなりますので、当初は品薄が予想されますが、スミ利には初回のセットで発売日前後に全種類入荷する予定です(実際の入荷日はまだ未定ですが)。 マニア向けの商品ではありませんが、販売店としても安心して売れる、そんな製品ですので、気になる方はお気軽にお問合せ下さいね。
- 2013/11/26(火) 18:08:07|
- 文具
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

コクヨさんのホームページで既に案内がされておりますので、文具ファンの方は既にご存知かもしれませんが、株式会社コクヨ工業滋賀さんから、同社の25周年を記念した限定ノート「麻とヨシのノート」が発売となります! 発売日は12月2日からです(一応・・・でも写真があると言うことは・・・笑)
コクヨ工業滋賀はコクヨグループの主力工場として、主にコピー用紙やノート、伝票などの紙製品を生産しており、キャンパスノートに関しては、年間で1億冊以上の生産を誇る「日本一」の工場です。 そんなコクヨ工業滋賀が地元地域の自然との共存を目指して開発したのが、琵琶湖・淀川水系のヨシを活用したオリジナルブランド「リエデン」です。2007年の発売開始以来、多くの利用者様にご支持いただき、冬場のヨシ刈りボランティア活動など、幅広い取り組みに発展しています。
コクヨ工業滋賀さんが、滋賀で操業を始めて25周年を迎えることとなり、それを記念して発売するのが今回の「麻とヨシのノート」です。 ノートの扉紙や中紙には勿論、ヨシ紙を採用しておりますが、今回はそれだけでなく、ヨシと同じく滋賀の自然素材ということで、商品名にもある通り、麻を表紙に採用しています。 コクヨ工業滋賀のある滋賀県の湖東地域は古くから良質な麻の生産地として知られており、近江商人により全国に流通した「近江上布(おうみじょうふ)」が有名です。 琵琶湖のヨシを有効活用したヨシノートと、地場産業の麻織物・・・滋賀の自然素材によるコラボ商品となっています。
「麻とヨシのノート」はA5サイズ、80枚綴りでお値段は1冊¥800(+消費税)です。お値段は少々お高いかも知れませんが、たっぷり使える80枚綴りで、携帯にも便利なA5サイズ、A罫(7ミリ)を少し広げてゆったりさせた7.5ミリ幅の罫線(この罫線は琵琶湖のさざ波をイメージして少し波打った仕上げになっています)など、ノートとしての使いやすさにもこだわった逸品です。 漂白も着色もしていない生成りの麻表紙がとても良い味わいに仕上がっています。手触りも抜群ですよ! 写真写りは少し地味ですが(笑)、麻の風合いがお洒落です。
このノート、僅か1000冊の限定生産となりますので(スミ利にどっさり有りますけど・笑)、欲しい方は是非お早めにスミ利までご相談くださいね!
詳しくは
「麻とヨシのノート」のページをご覧ください。
- 2013/11/25(月) 16:33:24|
- 文具
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
今月11日、パイロットさんからキャップレス万年筆の発売50周年を記念した限定モデル、キャップレス楓(定価¥50,000+消費税)が限定発売となり、スミ利にもお客様からのご予約分が無事に入荷いたしました! 世界限定900本で国内には僅か349本のみでしたので、今回も商品の確保が非常にシビアでしたが、発注した分が全て入荷し、ホッと一安心です(笑)。 ご購入いただきましたお客様には感謝申し上げます。 因みに、ペン種はF、M、Bの3種類でしたが、B(太字)については海外のみの販売となり、日本にはFとMのみ流通しました。

私は、発売前の展示会でサンプルを触らせてもらっていたのですが、金色のクリップとカエデ材の相性が非常に良くマッチしており、キャップレスの50周年を記念するに相応しい仕上がりです。 付属品も豪華で、カエデの一枚板で作られた大型のボックス、カートリッジを収納できるカエデ材のカートリッジケースが付きます。どちらもマグネット仕込みでピタッと精密に閉じられるので、ちょっと感動しますよ(笑)。また、コンバーターCON-50が標準装着されている他、添付のカートリッジもブラックが5本(ちょっとお得!?)付いています。
勿論、シリアルナンバー入りで、本体のリング部分(クリップの下辺り)と、ボックス内に取り付けられたカエデ製のプレートにもナンバーが刻印されています。
因みに、下のカートリッジケースの写真で小さく写っていますが、このキャップレス楓には出荷時にコンバーターが装着されている為、通常のキャップレスご購入時にダミーの空カートリッジの上に被っている金属製の中パイプ(カートリッジの上からかぶせる鞘)は、こうしてカートリッジケース内に付属品として収められています。カートリッジで使う場合は必要になりますので、ご購入いただいたお客様は無くさない様に注意してくださいね!※中パイプを紛失された場合、修理部品として¥100(+消費税)で取り寄せることはできます。


尚、こちらの商品は全てお客様からのご予約注文となりましたので、スミ利には余分の在庫がございません。また、新たな入荷の予定もございませんのでご容赦くださいませ。
- 2013/11/14(木) 13:09:21|
- 文具
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
と言っても、皆さんが万年筆をお買い上げ時についてくる豪華なケース(ギフトケース)ではなく、我々販売店にメーカーから商品が送られてくる時の箱です(笑)。 一般のお客様にはあまり縁のないものかと思ってブログのネタに取り上げてみました。
万年筆も一部の限定品や、専用のボックスがついた商品は1本ずつケースに入れられた状態で届きますが、実は万年筆には必ずしも1対1でケースが付いてくる訳では無く、多くはメーカーさんから出荷用の簡易ケースで何本かまとめて届きます。 ギフトケース(パッケージ)は価格帯ごとに種類が決められており、販売店の要望に応じて別添付で送ってもらったり、まとめて用意してもらったりするのです。
因みにこれはパイロットさんの一例・・・

こんな感じの紙箱に入れられてくるんです。例えば、カスタム743のF1本、レグノ89sブラックのM1本、キャップレス・デシモ1本、ヘリテイジ92透明のFとFM1本ずつ・・・といった注文の場合、パイロットさんの在庫が揃っていればそれらが全て同じ箱に入れられて届きます。このケースは万年筆用、シャープペン用、ボールペン用などで色分けされておりますが、基本的には同じ様なものです。これは筆記具の保管用としても使えます。 ただ、万年筆の場合、1本、2本で注文を出すことも多いので、右の方に小さく写っている無地の白い箱で届くことが大半です。これには特に仕切りが有りません。
次は、プラチナさんの箱

プラチナさんの箱はちょっと前にデザインが変わりました。レトロな社屋の写真でちょっとお洒落な感じになりました。ですが、中身は基本的に変わっていません(汗)。写真の例の様にビニールに入れられた状態で箱の穴にグサッと突っ込まれた状態で届きます。ご想像通り、箱の中で結構暴れるらしく、届いた時、中身が結構自由な感じになっているのが普通です(笑)。 因みにスミ利の場合、写真の大きい方の箱で届くことは稀で、これは新発売セットみたいな時に同じペンを何本も仕入れた時に使われます。プラチナさんの万年筆は常時品薄で欠品が多いので、普通は右の小さい方の箱(5本用)で届くことが殆どですね。この小さい方の箱がスミ利でかなり溜まっております。どなたか欲しい人は貰ってください(笑)。ただし、実用性は極めて低く、ペンの保管用にはあまり活用できませんので悪しからず。
そして、セーラーさんの箱。

セーラーさんは数年前まではパイロットさんやプラチナさんと同じ様な紙箱を使っておられましたが、今はこうした透明のケースに変更になっています。これ、食品用の入れ物に見えますよね(笑)。これで初めて商品が届いた時は思わず目を疑ってしまいました(笑)。 中には透明の仕切り板が入っており、万年筆を5本くらい収めることができます。 蓋は簡易的にロックすることもできますが、しっかり閉じるのは難しく、基本的にはテープなどで止めるのが前提ですね。 スミ利では添付用カートリッジや説明書、保証書をストックするのに再利用していますが、正直あまり便利ではありません(笑)。開封時に割れてしまうことも多いんです(汗)。勿論、メーカーさんからの輸送時は段ボール箱に入れられてますので、梱包の安全性には問題無いですよ!
で、なんで今回このケースを取り上げたかと言いますと、実はこうしたケース、捨てるのは勿体ないかと思って残しておくのですが、何しろスミ利では日々数が増え・・・(汗)。少しずつ捨てたりしているのですが、気がつくと結構溜まっている時があるんですよ(笑)。
そんな時、店頭であるお客様(常連さんですね)から「いつも万年筆を買うと入れてもらってるプラスチック製のケース、貰っても使わないし結構、邪魔になる・・・」とのご意見が。 固いプラスチック製なので捨てるにしても燃えないゴミになるし・・・。と言う訳で、上で紹介した様なメーカーさんからの簡易ケースに入れさせていただいたのです。 これなら、帰ってから捨てるにも、燃やせるゴミとか資源ごみに出せるし、ちょっとした収納用にも便利で助かる・・・と喜んでいただきました。
万年筆は高級感も大切ですし、贈り物にする際はパッケージの見た目も重要です。私もそうですが、自分用の買い物でもせっかくならカッコいいパッケージに入っていた方がいいなと思う方も多いと思います。 限定品や専用パッケージの商品はパッケージ込で一つの商品として企画されていることもあるので、是非箱もお持ちいただきたいのですが、通常モデルでご自身用にご購入の場合、箱が必要無いとお思いの方は、こうしたメーカーからの簡易パッケージに入れてお渡しもできますので、是非お気軽にお声かけくださいね。 店頭でのお持ち帰り用は勿論ですが、通販の際にもご利用いただけます。 通販の場合、梱包の安全性を重視してお送りしますので、プチプチなどで養生し、段ボール箱に入れてお送りしますので、少々ゴミが増える点はご了承くださいませ(段ボール箱などはできるだけメーカーさんから送られてきたものを再利用しているのですが)。
これまで万年筆は高級品として見られることが多く、簡易包装の対象にはあまり上らなかったジャンルかも知れませんが、スミ利ではお客様のご要望に応じて可能な限り対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。省資源の観点からも是非ご検討ください。
尚、簡易パッケージでのお持ち帰り、通販をご希望の場合、多くはパイロットさんの簡易ケースになるかと思います。プラチナさんのも沢山ありますが、ペンを穴に差し込んで固定するタイプなので、通販にはちょっと不向きかと思います。 セーラーさんのものは・・・上でご紹介した通りちょっと再利用に無理がありますので(笑)。 パイロットさんの簡易ケースは万年筆用、シャープペン用などいくつかございますが、その時々によって手持ちの種類や数が変わりますので、種類のご指定はご容赦くださいませ(在庫が有れば対応しますので、もし種類にご希望があれば一先ずご相談ください)。
※手持ち品が切れてしまった場合などは、通常のケースでのお渡しとなりますのでご容赦くださいませ。
- 2013/11/06(水) 14:16:40|
- 文具
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0